放射線科

当院の放射線科は診療放射線技師5名で構成されています(2020年10月現在)。X線一般撮影検査、CT検査、MRI検査、血管造影検査、X線透視下検査などを行っております。

X線一般撮影検査(DR)
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島津製X線一般撮影装置を2019年に導入。デジタル画像により撮影後の画像処理が簡易的に行えます。

CT検査(80列)
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心臓の撮影も行えます。

CANON製80列マルチスライスCT装置を2015年に導入。1回転の最速スキャン0.35秒で40mmと高速撮影が可能で、心臓CTの撮影や胸部〜腹部までを1回の息止めで撮影する等、患者さまへの負担をかけずに画像を得る事が出来ます。また、それらの画像を解析したり、3D画像として処理をしたりする為、「ZIOSTATION 2」という最新鋭の画像処理ソフトで画像作成も行っております。



画像処理ソフト「ZIOSTATION 2」を使用し、3Dにて動脈瘤の大きさや形状を確認したり、心臓へ流れる冠動脈の解析を行ったり、骨折の評価を行ったりします。

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MRI検査(1.5T)

CANON製1.5T(テスラ)MRI装置を2015年に導入。当院でよく撮影される頭部MRA検査は、先述した画像処理ソフト「ZIOSTATION 2」にて3D処理を行い、動脈瘤の有無等を確認しております。検査時間はおよそ20分前後の検査が組まれる事が多いです。検査の際に流れる音が非常に大きいとされるMRI装置ですが、メーカー独自の工夫により、当院では大半の患者さまが耳栓無しで検査を受けております。耳栓もご用意しておりますので、大きい音が苦手な方は遠慮なく担当技師に申し付け下さい。

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メーカー技術により他社製装置より小さい音量で
検査を受ける事が出来ます。

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造影剤を使わずに脳の血流量を左右差で比較する画像を
撮影する事も出来ます。

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「ZIOSTATION 2」を使用し、3D画像処理を行い、
動脈瘤などのチェックを行っています。

血管造影検査(AG検査)
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CANON製AG装置を導入。デジタル画像の為、撮影から診断までがスムーズに行う事が出来ます。

X線透視検査
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上記のAG装置を使用し、透視下検査や嚥下造影(VF)等を行ったりしております。